品詞とは何か?
品詞とは|1単語多品詞
品詞とは英語で(Parts of Speech) と呼ばれ、
英文中の単語を、その役割や語形変化の仕方によって分けた分類の総称ですが、
ひとつの同じ単語でも、文脈と用法により、様々な品詞として使用されます。
英語ではひとつの単語で多数の異なった品詞に成りえるとゆうことです。
例えば
下のSVOの例文を見てみると、
I dreamed a dream.
この有名なフレーズの中の初めの dream には 過去形を意味する~edが付いています。
従って動詞とゆう品詞になりますが、後のdreamの品詞は 夢とゆう名詞です。
このように同じ単語でも、その役割によって違う品詞であることがわかります。
日本語の場合、一つの単語は必ず一つの品詞に属します。しかし、英語の場合、
各単語の意味が、その単語は、どの品詞として使われているかによって、単語も意味も、
また文全体の意味も変わってきますので注意が必要です。
英語の品詞は8種類しかない?
英文法の品詞の種類は8種類しかありません。
(ちなみに日本語の文法では現在10品詞であるとされています)
ここで、8品種の名称と用法を記述しておきます。
品詞の種類 ⓵名詞とは(noun)
名詞とは、人物や現象、事象、に与えられた名称などを示す単語の総称です。
名詞の特徴
Ⅰ 冠詞や代名詞や名詞の所有格、形容詞などが名詞の前にはある場合が多い。
例)The sunflower is a large flower.
例)The green is not your color.
Ⅱ 単数と複数がある。
名詞には単数と複数があります。その名刺が示すものなどが、一つしかない場合は単数、
2つ以上のものを示す場合は、名詞の後ろに(e)sが付いて複数形で表されます。
名詞が複数形を形成するときは、その単語の語尾の並びを基準に一定の簡単な法則があります。
また、数えられないものや概念、数えるに値しないとされるものなどには単数と複数が同じ形で現され、区別がないものがあります。これは、単複同型と言われます。
例)I like carp but I do not like buffalo.
バッファローは buffaloes と表記される場合もあります。
Ⅲ 前置詞の直後には必ず名詞(または代名詞)がある。
前置詞がある場合、一般的にその後ろには名詞か代名詞が続きます。ただし、to+動詞の原形で不定詞が形成される場合を除きます。
例)I like to listen to music.
赤字は不定詞ですから名詞ではありませんが、後で出てきますが、不定詞の名詞的用法といいます。日本語に直すと「聞くこと」「聞くのが」などです。
名詞は太字もmusicです。
Ⅳ 名詞には所有格が存在します。
「~の名詞○○」や「~が所有する○○」などを表す所有格の形をとる場合があります。所有格は通常、単語の語尾にアポストロフィーとsをつけて表します。’s
例)The girls’ talk is very interesting.
文末にsが来る単語の所有格を表記する場合最後の s は省略されます。理由は語路が悪いからです。発音時も省略されます。
Ⅴ 主語、目的語、補語になることができます。
名詞は文の要素の中の主語、目的語、補語になることができますが、もちろん述語(動詞)になることはできません。
例)The witch mad prince a flog.
上の文章では、文の要素であるSVOCの品詞は、冠詞と述語動詞を除くと、すべて名詞で構成されています。
和訳すると、「その魔女は王子をかえるに変えた」などになります。
コメント