動詞とは
物事の動作や状態を表す単語の品詞を動詞と呼びます。動詞の種類のには、一般動詞、助動詞、Be動詞などがあります。助動詞とBe動詞の種類は、さほど多くありませんが、一般動詞はたくさんあります。助動詞とBe動詞は、重要ですのですべて暗記しておかなくてはいけません。
Be動詞
be動詞とは、主語である名詞や代名詞などの状態を表すときに用いられる述語です。単文では、文型ではSVCの形に当てはまります。Be動詞は、⓵主語の人称や、主語である②名詞や代名詞が、複数か?単数か?また、その文章の③時制と内容が④肯定文なのか否定文なのかによって変化します。また、Be動詞は、しばしば単修くされて表記されますので、わかりやすく表にしてまとめておきました。

Be動詞の現在形と短縮形

Be動詞の過去形
このほかにBe動詞には、過去分詞としてBeenがあります。これは後で説明しますので、ここでは前に進むことにします。Be動詞が未来形の文章を表現するときは、助動詞のwillに続き、Be動詞は現在形の型式で現れます。
助動詞について|高校英語の助動詞は15個だけ知っていればいい?
助動詞とは、動詞を助ける役割をする単語や熟語を示します。文中では一般動詞のすぐ前に位置しています。高校英語の場合15個ぐらいの用法や和訳を理解しておけばいいと思います。助動詞については、個別に後で詳しく説明します。ここでは重要な助動詞を記述しておきます。
助動詞は、有名なところから、can, could, have to, may, must, might, ought to, shall, used to, will, would, などがあげられます。
動詞の特徴
動詞の特徴をあげておきます。
Ⅰ 動詞なのに、名詞の複数形のように語尾に~(e)sがついている場合があります
主語が3人称、単数で現在形の文章の中では、動詞は語尾に~(e)sが付きます。
例)She lives in Paris.
主語が I の場合、
I live in Paris.です。
例文の She lives in Paris. のsは、三人称、単数、現在形を短縮して3単現のsと呼ばれています。
Ⅱ 助動詞のすぐ後にある
英文では助動詞を持つ文章の場合、動詞はその助動詞のすぐ後に続きます。
例)You can do it.
Ⅲ 語尾に~edが付いている場合があります
英文が過去の事象、状態や動作などを表現する過去形の文章の中では、動詞の語尾にedが付いています。ただし、過去形でも、Didを用いて疑問文を形成している場合は ed は着きません。
例) I once lived in Paris.
動詞の活用
これら edや、後で出てくる~ingを伴い、過去の動作や状態、現在進行している動作などを表す為に、動詞が変化することを動詞の活用といいます。動詞の活用には、後で説明する過去分詞や現在分詞の概念がありますが、ここでは名前だけ覚えておいておきましょう。
Ⅳ 語尾に~ing がある場合があります
英文で、現在進行形の内容を表すときには、Be動詞+動詞のing形で表現されます。現在進行形とは、現在行われている動作を表す文章のことを示します。一般動詞以外の動詞に~ingを取ることはありません。紛らわしいですが 存在を表すbe はbe動詞ではありません。
I’m living in Paris now.
Ⅴ 動詞の前にtoがある場合
以前、一般的に前置詞は、代名詞や名詞の直前において、その名詞や代名詞の目的語と理解すると説明しました。名詞や代名詞ではなく、動詞がその前にtoを持つときがあります。この場合のToは前置詞ではなく、動詞の特別な用法で、To不定詞と呼ばれています。to不定詞には、名詞的、形容詞的、副詞的用法などと呼ばれる3つの用法があります。不定詞については後でより詳しく記載いたします。ここでは不定詞とゆう名称と複数の用法がある事のみ覚えておいていただいて、8品詞の説明を続けていきます。次は副詞についてです。
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