文の4要素のところで学んだ内容の補足的な説明です。
動詞の後に語句が2つある場合の見分け方
英語の文章の基本は
主部で紹介されている主題が、述部で何々であるとゆうことが書かれています。
述部を見てみると、
先ほどから例文で何度も出てきていますが、
動詞の後に複数の語句が並んでいることがあります。
こちらの例を見てください。
I found her a phone.
found とゆう述語動詞の後に
her と a phone とゆう2つの語句が並んでいます。
her と a phone を比較して
her=a phone であれば、目的語と補語が並んでいることになります。
しかし、例文の場合
her≠ a phone なので
この例文の場合どちらも目的語です。
found の対象になる her と phone です。
また、
次の例文では
I found her a charming girl.
この場合、彼女とかわいい少女は同じです。
her は動詞 found の対象を表す目的語で、
girl は 目的語 her の補語にあたります。
まとめ
主部+述語動詞+語句A+語句Bのように2つの語句が動詞の後にある場合、
A≠Bの場合 AもBも目的語です。
例)I found her a phone.
A=Bの場合 Aは目的語でBは補語です。
例)I found her a charming girl.
herはfoundの目的語で、
charming girlは her を補完する補語です。
感覚動詞が目的語と補語を取る場合
感覚動詞って何ですか?
感覚動詞(sensory verb)とは、知覚動詞(verb ob perception)とも呼ばれます。
英語では、代表的なものとして
feel,hear,see,watch,catch,sight of,listen to,find(一部)などがあります。
人間が直接的に認知する感覚や感情を表す動詞です。
感覚動詞の後に目的語と補語がある時は、、
感覚動詞が目的語と補語を取る場合を考えてみます。
例)I see her reading .
この文章の場合、
⓵I /②see ③her ④reading.
⓵は主語、②以降は述部で、②が感覚動詞ですが述語動詞です。
③が述語動詞の対象となる目的語で、④は③の補語です。
③と④を言い換えると、
She is reading.のように
目的語と補語がそれぞれ主語と述語動詞の関係になることがわかります。
このような文章を和訳する場合、
⓵は③が④するのを②した。のように訳します。
②は知覚なので(見た、聞いた、感じた、など)です。
先の例文の
I found her a charming girl.
の場合も同じで、
She is a charming girl.が成立するので、
和訳は、
わたしは、彼女がかわいい少女であることに気が付いた。
などになります。
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